京都府医師会看護専門学校

2004/09/16

2004年9月15日 「いのちについて」というテーマでお招きいただきました。

 

学生の皆さんからメールで感想が入ってきたので、ご本人の了解の上、いただいた順に紹介します。(お礼の言葉とねぎらいの言葉は割愛します)

 

  • 偶然が偶然をよんで、あゆみちゃんの本と出会ってから、坂下さんが私の学校に来て下さるまでになったなんて、まだ信じられない気分です。
    坂下さんのお話してくださった内容は、そのままの現実なので、教科書では学べない実習でももしかしたら学べない分野でした。
    学生のうちに気付くことのできる人、感じ考えることのできる人、学ぼうとする人、素直に反省できる人、いのちと命の違いを感じ意識して人と接することのできる人、誰をも愛せる人になっておくべきだと感じました。
    私は相手に何が必要なのか感じ取れる、何を優先すべきかわかる、心あるかかわりのできる人間でありたいです。看護師であるまえに。
  • 私は『いのち』の尊さ、すばらしさ、はかなさを知ることができました。
    私たちが看護師になってできることは患者の立場になって考えるだけでなく、その人一人一人に何ができるかを考えていくことでした。
    私はまだ患者の立場になって自分がされて嫌なこと、嬉しいことを患者にしてぁげられたらぃぃな…と思っていましたが、看護はその人によりそれぞれ違うわけで、その人自身に何ができるかをこれからの実習で学んでいきたいと思いました。
    これから私たちは心の部分も技術の部分も勉強していき、患者の気持ちがわかる看護師になりたいです。
  • 坂下さんの講演で、一番大切なことがはっきりしました。
    ●●医大で立ってまっててくれたたくさんの医師や看護師、処置室までかけこんでくれたこと、医療従事者の涙、看護記録の重み、みんな一緒じゃないこと、人としての心、どれも心に響きました。
    ただ素直に、患者さんとその家族とともに乗り越えたりあゆみたいと思える気持ちが大切なんだと思いました。同時に医療従事者が上から診るのではなく、患者さんや家族に耳をかたむけ、学びたいと思える気持ちが絶対に必要だと思いました。
    それから、のこされた家族が荷物をまとめて病院を去った後のケアまで考えれなければ、患者さんの家族(もちろん亡くなった患者さんも)の望む看護ではないと思いました。
    私はこれからたくさんの難関を乗りこえ看護職につけたとして、一生看護ができたらいいと思ってますが、忘れてはならない人が、坂下あゆみちゃんと、坂下裕子さんだと思いました。
  • 私は一番前の列で講演を聞いたのですが、溢れてくる涙を止めることが出来ませんでした。
    坂下さんが私たちに話して下さったこと、決して忘れません。いのちと命の重みを胸に刻み込んで、一生忘れません。本当に有難うございました。
  • お話を聞かせて頂いて、(まだ自分は子供ですが、)一番大切に思っている人(母です)を亡くしてしまったらと考えると悲しくて、悲しくて仕方ありませんでした。
    いつかは母の方が先にいってしまうのだなぁと再確認できただけでも有意義な時間を過ごせた要因の一つとなりました。
    その時はいつかはわからなく、心構えなどできませんが、再確認できただけでもよかったです。