わたしの病院

2008/12/28

もこもこっとした郵便が届いた。
赤い字で「われもの」と書いてある。
ふつう、割れ物だとずっしりするのに、軽い。
差出人は、京大病院にこにこトマト事務局となっている。
割れないように、そっと封を開けると
出てきたのは
お菓子が詰まった袋と、サンタさんの顔の手作りカード!
わーい クリスマスプレゼントだ〜

にこにこトマトさんに寄稿をしているから
プレゼントをくださったらしい。
こんなご高配にあずかれるなんて、思いがけなくて
あれれ、涙が出てきてしまった。

私の子どもも、大きな病院に行くには行けたけど
救急搬送からしばらくして亡くなったので、
「娘の病院」と言えるつながりが、ない。
あとで訪ねて行っても、私が誰の親かわかったのは
数名の小児科医だけだった。それも直後のうちだけ。

にこにこトマトさんに寄稿させていただくようになって
自分も京大病院に関係する家族の一人だと錯覚するようになった。
クリスマスに、こんなプレゼントが届くなんて
ますます「わたしの病院」感覚になった。
そうだ、このことを次回の寄稿文にしよう!

残念なことに、お星様の形をしたワレモノ(おかき)の角だけ欠けてました〜