仮病ではないけれど、奇病

2010/06/09

ダイキは私と違って学校が大好きで
欠席も、遅刻も、しない。
小さいころはADHDかも、と言われていただけに
体を動かすことは今も好きで、泳ぐことも好きだったのに
プールに入れなくなってしまった・・・。

プールに入るたび、授業が終わると
頭ガンガン、吐いたり、意識を失いかけたりする。
原因は、不明。
思い当たるのは、塩素の量。
プールが大きいので、めったに水を入れ替えないらしい。
中学までと水がぜんぜん違うという。
同じ状態になる子が、クラスにもう1人いるというから
この2人、同じ、珍しい体質(?)を、もつのだろう。

ふらふらになって帰ってくると
布団の上に倒れ込み、夕食を食べることもできず
朝まで起き上がれない。

体育の先生は、気合いだ!みたいな考えしかなく
担任の先生からは、具合が悪いなら、診断書をもらってくださいと。
熱もないのに入らないならば
どうも「2」あたりが付くという、冷たい仕打ちが向けられる模様。
ダイキはそれがたまらないらしい。

きょう、病院に連れて行った。
本人が詳細を医師に打ち明け
水泳の授業に出ないほうがいいという診断書を書いてくださいと、頼んだ。
診断書は簡単にもらえるものと、私も思っていた。
けれども、書けないと言われてしまった。
いま症状がないから。

そしたら、
プールから上がって、瀕死(←は大げさ)の状態で連れてきたら
書いてもらえるのか、尋ねたら、
それでも、書けないのだそうで
因果関係がはっきりしないことには、書けないのだと。
私は、何とかもっと、柔軟に考えてもらえないものかと思うも
引き上げるしかないと、頭を下げかけたら、、、

診断書なんかなくても、そんな授業に出なくていい!
と強い口調で始まった。
いろいろご意見いただき、
私は教育委員会に、施設の管理についてもの申しに行くことと
校長に見学の許可をもらいに行くことを約束することとなった・・・・

意外すぎる展開・・・
ああ、気が重い。
こう見えて、私
これまで、「運動」のたぐいはしてきていないんです〜