よその子が亡くなるのも すごくつらい

2016/07/30

庭の掃除をしていたら
近所のおばさんが「暑いねえ」
と声かけてくれた。

暑いね、のあとは
お隣が飼い始めた犬の話題
トイレが詰まったがご主人が直した、の話題
娘さんが嫁に行きそうにない、の話題

ほかにもいろいろ最近の出来事が出てから
さらりと話された話題に
言葉を失った。

えっ…
聞き違いかと思い
尋ね返すにも、ためらわれた。

「○○君の子が、亡くなったって、いま言った…?」

そうだった。
息子さんのお子さんで、お孫さん。
息子さんは、私より年下で、ここで一緒に大きくなった。

言葉を失ったままだったけれど
自らの死だったと理解できた。

掃除を手伝っていたダイキも、
世間話を聞き流していたのに
このとき、棒立ちになっていた。

私たちが、あまりにショックを受けている様子に
おばさん気を遣ってか
「私もショックだったけど、悔やんでも戻っては来ないしね」
「そこまでの命だったのかな、と思うことにして」
と話されたとき、
ダイキが家の中に入ってしまった。

「あら、いやな話、聞かせちゃったよね」
と言われるので
話がいやだったのとは、まったく違うから
姿を消したら、あかんやん、と思ったけれど
割り切ったように聞こえる物言いに
圧倒されてしまったらしい。

人は、外見と内面が一致しているとは限らないけれど
わが家は、みんな立ち直りが遅いし
子どもの死に、もろいから。