話を聴いているときの目

2017/11/20

先日受けた研修で、
しょっちゅう行われているワークを、また、やった。

2人1組で、
うなずきながら話を聞く、ということをして、
そのあと、知らんぷりで聞き流す。
そして
あとのほうをどう感じたか、感想を述べる、というワーク。

「ほんとに聞いてくれてる?」「この人に話しても無駄や」
そんな感想が続く
ということが、たぶん、ほぼ全員予想できている
にもかかわらず、
講師の先生は、全員にマイクを回して回答を求め、
たぶんほぼ全員が、これ意味ある?時間だいぶん稼いでる〜
と思っているだろう空気が、会場をうごめいた。

ところが私は、
「ほぼ全員」に含まれていなかった。
自分でもびっくり。

私にとっては、「うなずきながら聞いてもらう」の2分間も
「知らんぷりで聞き流される」2分間も、
どちらも良かった。

まず、何話そう?と思った。
最近あったこと、というと・・・
そうだ!
義姉からディナーに誘われていること、にした。
これは、とっても謎のこと。

  ダンナから、「おねえから食事のお誘いです」
  というメールが届いた。
  私、慌ててダンナに電話し、
  なんで?? 彼氏紹介されるとか!と言ったら ←独身だから
  「それやったら俺も呼ばれるやろ」と言うので、
  えっ?私だけ! えっ?? なんなん?なんなん?
  大慌てになり、そうや!と、思いついたのが
  姑のところへ、最近ぜんぜん行っていない、お咎めや…
  これに違いないと思い、少し震えたが、
  「だったら大丈夫。おねえもぜんぜん行ってないから」
  と知らされ、大きく肩をなでおろし、
  だったらなんで?!?!
  と、謎はさらに深まって

のところでチャイムがなった。

講師から、「もう一度同じことを話してください」  ←通常この手はワークはそう
という指示があったのかもしれないが、
私のあたまは、「なんでやろ」一色になって
さっきの続きを話してしまう。

  初めてのことなんです。結婚以来というか、出会って以来。
  すごい謎なんですけど、できれば、何か
  お礼の品、というか
  プレゼントみたいなものを持参したいな。
  あーーー
  何がいいのか、ぜんぜんわからない。
  お姉さんの趣味も、好きな洋服の色も、なんにも。
  それくらい距離があったんや…
  あ、だからかな?
  だからゆっくり、食事でもしながらお話ししましょう
  ということなのかも!
  
のところで、またチャイムが鳴った。

4分間の、むしろ後の2分が、私に悟りを与えていた。
聞き流す相手を前に、一人語りで。
なので、このワーク、私には「意味あった」と言える。

ふと、一人語りでも整理されていった?
と思ったが、
いやいや、そうではなかったのだと思う。

相手の人は、「知らん素振り」で
実際、聞いてくれていた。目が。