吹田市民が小児救急を考える取り組み
2009/04/16発足したばかりの、「吹田市の小児救急をなくさないで市民の会」のお母さん方が今日うちにお越しになりました。
吹田市では、つい先日まで、吹田市民病院と吹田済生会病院の2か所で夜間救急をしてくれていましたが、4月から2か所とも中止になり、箕面市まで連れていかなければならなくなりました。
この「豊能広域こども急病センター」は、池田、豊中、吹田、箕面4市の夜間救急を、1ヶ所に集めます。けれども、ここは初期救急だけで、症状が重ければ、ここからまた別の病院に移動です。その二次病院は輪番制であるため、自宅からさらに遠くなることもあるわけです。
みなさん仕事をもたれ、お子さんは保育園に通われています。お子さんを連れて帰るのは夜7時くらいとのこと。
箕面の「センター」まで、渋滞なしで、自家用車で35分ほど要します。渋滞で大変な目にあった方もおられます。自家用車がないかたもおられます。
お一人は、喘息のため、お子さんの呼吸が止まった経験もあり、夜みてもらえる病院を「なんとか市内に1ヶ所」と涙ながらに語られました。
あゆみ(亡くなった坂下の娘)の急変時、救急車を受け入れてくれる病院が一軒も見つからなかったのは、吹田市に隣接する大阪市東淀川区でした。その夜、吹田市でも急患が殺到のため受け入れはかないませんでした。恐怖がよみがえる思いでお話しをお聞きしました。
何かお力になれればと、6月12日、この会が主催する公開学習会「いのちの声が聞こえますか?」で、私の体験、私が出会った方々のお話しをさせていただくことにしました