終了【きょうだいのグリーフ】について
2022/09/18※追加の質問を受け付けています 12/1
※用語の説明を追加 10/9
※2回目の日程が延期になりました。10/1
きょうだいのグリーフ(死別に伴うつらさや異変など)
について、話題になることが増えてきたことから
7月には会員間で交流を行いました。
今回は、さらに情報を共有するためゲストを交えて行います。
【日時】
1回目 2022年10月9日(日)終了しました。
2回目 2022年12月4日(日)10時30分~12時ごろ
【対象】きょうだい児のいる「小さないのち」会員
【ゲスト】病院勤務の臨床心理士
(当会会員のお嬢さん 幼少期に姉を突然の病気で亡くしている)
【方法】Zoomミーティング
【申込み】 坂下まで s-ayumi@pop21.odn.ne.jp
※ゲストさんの1回目のお話しの中にあった用語
●公認されない悲嘆( disenfranchised grief )
実際はあるのに、あると認められない、或いは軽視されるグリーフのこと。
子どもを亡くした親の場合、当然つらさを認められ、公認されます。
ところが子どもは、わからないだろう、感じていないだろう、
と埒外に置かれがちであることから、きょうのお話しのなかで
「非公認」とも表現されました。
ちなみに、公認されないグリーフは、幼い子どもだけでなく、
知的障がいのある人、認知症のある高齢者、胎児を亡くした父親
ほか多くの立場や境遇の人が挙げられます。
●心的外傷後成長( post-traumatic growth )
子どもを亡くすという大きな痛手を負った私たちは、
心に大きな傷を負い、心身ともに不調が続くかもしれません。
それは親だけでなく、きょうだいにも起きているのかもしれず、
子どものグリーフは、大人と違ったかたちで生じたりしますが、
でも、大人も、子どもも、この大きな逆境を越えていく先で、
普通の暮らしでは見られないような成長を遂げることがある、
といった可能性、期待される未来の話がきょう語られました。
◆ゲストさんとのやりとりの中で、こんなメッセージが 9/30
親御さんたちのお役に立てるかわかりませんが、私はきょうだいたちの未来は暗くないし、死別を経験しても健全健康でいられると思っています。場合によっては「強さ」も手に入れられるかもしれないと思っています。