受付中【グリーフケア交流講座2025】

2025/04/18

【対象】医師、看護師、グリーフケアに関心のある医療従事者

【目的】患者と遺族の医療体験を臨床に役立てていただくこと

【特徴】グリーフやグリーフケアの理論に基づいて進めますが、

理論は最小限にとどめ、深刻な告知~闘病中~看取りを通した

「体験談」を重点的にお伝えします。

・その時してもらって良かったこと

・つらさが軽減された関わりかた

・そう思えるにいたった背景

・心に残っている言葉

・こうしてくれたらさらに良かったと思えること 等

理由を明確に、具体的に、フィードバックします。

また、情報提供者への質疑応答だけでなく、

多くの体験者に質問できる機会も設けます。

 

【日程】2025年 6/8(日) 8/10(日) 10/12(日) 12/14(日)

講座:10時~12時

ブレイクアウトルーム:12時~1時間程度(自由参加)

・毎回完結型です。

・1回だけの申し込みも承ります。

・全4回申し込んでくださる方には、参加できない日を考慮し

録画を毎回お送り致します。

 

【方法】Zoomミーティング

 

【参加費】1回2000円

 

【申込み・お問い合わせ】メールで坂下まで s-ayumi@pop21.odn.ne.jp 

タイトルに「グリーフケア」か「交流講座」を含んでください。

単発の申し込みは、何回目かを明記してください。

口座番号をお知らせし、参加用URLをお送り致します。

 

【概要】※原稿が進み次第さらに詳しく記載します

●1回目(6/8) みんなで情報提供

子どもの遺族が望む「広義のグリーフケア」とは何か?

遺族が、結果的にグリーフケアになったと感じる事がらを

10数名の当事者が、実際の体験を通して情報提供します。

また、「グリーフカード」を貰って活用できた方たちから

何がどう良かったか、などもお伝えします。

日頃から疑問に思われていることなどもお尋ねください。

本講座の趣旨でもある「個別性・多様性」を重視するため

複数の回答者で回答します。

 

●2回目(8/10) 劇症型心筋炎

子どもはPICUで万全の体制におかれるも

突然のことで親の混乱は著しく、1か月の入院中、

「お母さんのための看護師」が寄り添ってくれた。

若い主治医は、入院中も退院後も時間を設けて

耳を傾けてくれた。そうした関わりの詳細をお話しします。

 

●3回目(10/12) 1番染色体部分トリソミー

生まれる2週間前に「心臓が悪い」と知らされた。

生きていくための心臓手術が3回必要。

1700グラムで生まれてNICUで半年過ごした。

1回目の手術を終えて退院し、1才で2回目、

2才で3回目の手術を受け、震災のときICUにいた。

「どういうふうに育っていくかわからない」不安を支え

寄り添ってくれた具体的なかかわりをお話します。

●4回目(12/14) 脳腫瘍グリオーマ

5才で発症後、入退院を繰り返した間、子どもの苦痛や気持ちに

寄り添ってくれたのは、CLSや外来の看護師さんたち。

医師は娘のことが大好きだった。

病室へ行くと、2人で手を繋いでいた。

人気キャラクターに「会いたい」娘の願いをかなえるため

企業にかけあって連れて来てくれた日のことなどお話しします。