第14回 子どもの死とグリーフケアについて考える交流講座

2018/08/17

第14回 「病院での闘病〜在宅で看取るまで オーストラリアにて」

内容 娘を襲った病気は悪性リンパ腫でした。「85%治る」と言われていたにもかかわらず、15%の中に入ってしまいました。私にとって最も過酷だったのは、再発が告げられたときでした。初発、再再発のとき以上に。そして再再発してからは一度も病院に行っていません。私どもが今、まだなんとか過ごせているのは、あの緩和ケアの時間があったからです。小児の緩和ケアはとても重要な治療です。積極的な治療ではない、けれども決して絶望の治療でもありません。医師、病院の看護師、訪問の看護師、ソーシャルワーカー、チャプラン(宗教者)、それぞれの医療スタッフが、娘と私たち家族にどのように関わってくださったか、その時どきに感じたこと、考えたことを詳細に振り返ります。

体験発表後は、参加者(医療者)同士のディスカッションも充実させます。

発表者 小さないのちの会員

対象者 医療従事者

日時 2018年9月16日(日)10:45〜13:00 開場10:30

場所 関西学院大学梅田キャンパス 1004室(茶屋町アプローズタワー10階)

定員 80人(要予約)