姫路市立城乾小学校 3年生
2009/04/16これまでで一番小さいクラスです。
2時間続けてお話しさせていただけたので、1時間目は、あゆみの誕生から死までの私の気持や、私が出会ったご遺族の様子とその方々の手記を朗読しました。
2時間目は、語りの合間に質問し、書いてもらいながら進めました。
質問の内容と、子ども達が答えてくれた内容は次のものです。
城乾小学校3年生 質問の回答
質問1 人は死んだらどうなるのだろう?と思ったことがありますか
ある( 55 ) ない( 3 ) わからない( 3 )
- 記述ナシ
- 会いたいと思っても二度と会えない。
- 死んだらもう生き返れない。
- 命が消えること。
- 悪いことをすると地獄へ行く。何もしなければ天国で休む。
- 天国でまた生きていると思う。
- 命がなくなって空にいく。
- 死んだらなんにもできない。命が消える。もう動けない。天国はどんなところかな。
- 体から命がぬけると思う。
- たましいが抜ける。
- 悲しいことでは地獄行き。嬉しいことがいろいろあるときが天国。
- お葬式で「もうひいおじいちゃんは二度と戻ってこないんだなあ」と思った。
- 亡くなられた人も天国で生きている。
- 会えなくなる。
- 二度と生活に戻れなくなると思う。幸せがなくなると思う。
- お葬式をして天国へ行く。
- 天国か地獄(悪いことをした人)に行くと思う。
- 息ができない状態。
- みんなに会えなくなる。
- お母さんやお父さんが悲しむと思う。
- 人が死んだら一緒に住んでいた一人がいなくなる生活になる。だからすごく寂しくなる。
- 天国にいく。
- 死んだ人のたましいが天国にいく。
- その死んだ人のたましいが天国に消えてしまう。
- みんなに会えなくなる。
- 命がない。
- 天国か地獄に行く。もしかしてどちらにも行けないか、 もしかして地理(土地?)に残ってしまう。
- 生まれ変わるのか?それとも生まれ変わっても記憶がなくなるのか? それが生まれ変わりというものなのか?それとも天に昇るのか? この世にさまよいながらみんなに怖がられるのか? 幽霊にならずに成仏しようとなったら、恨みを残さず死ぬとだいじょうぶ。
- たましいと一緒にどこかへ消えていく。
- とっても悲しい。
- 息が止まって汗が出なくなって死ぬ。
- 息ができない。
- 悲しくなる。
- また赤ちゃんになって産まれてくる。
- 地獄に行って骨になる。
- 消えてなくなる。
- 息が苦しくなったりしたら死んでしまう。
- 命がなくなる。
- 命がなくなる(意識がなくなる)。
- 命がなくなる。
- 空で星になって見守ってくれている。
- 心臓が止まってしまって完全に動けなくなってしまう。しゃべれなくなる。
- 死んだら天国に行く。この世からいなくなる。友達や親に会えなくなる。 もう誰にも会えなくなる。楽しいとも嬉しいとも思わなくなる。
- おじいちゃんみたいに亡くなったら悲しい。天国、地獄、大地獄。
- 死んだらたましいはあるけれど、その死んだ人は多分入れ替わっているだけで たましいの覚えていることはないと思う。
- 人が死んだら二度と会えない。
- 死んだ人は天国で暮らしているって言ってるけど、ほんとかな。
- 痛くも苦しくもないところにいると思う。
- 天国では生きていたときと同じ生活をするかもしれない。 地獄は毎日寝ないで嫌なことを味わうかもしれない。
- 死んだら天国に行く。もうみんなを見られなくなる。友達と会えなくなる。
- 人は死んだらいやだなーと思う。嫌で嫌でだと思う。
- 天国にいき幸せに暮らしていると思う。本当は自分の身の回りで見えない姿で 見守っていると思う。違う世界で元気にしていると思う。
- 何も感じなくなる。動かなくなる。意識がなくなる。
- 死んだら天国にいってしまう。
- 息ができない状態。
- 動かなくなってもう二度と会えなくなる。
- 家族が悲しむ。
- もう一生会えないと思った。
- 天国か地獄へ行くと思う。
- あの世へいく。
- あの世に行ってしまう。
質問2 いままでにものすごく悲しい経験をしたことがありますか
ある( 49 ) ない( 5 ) わからない( 7 )
≪身内との死別≫
- お父さんが死んだとき。
- 小さい頃とても遊んでくれたおじいちゃんが死んだとき。
- おじいちゃんが死んだとき。 家族の死、友だちの死:想像。
- おじいちゃんが亡くなってしまったこと。
- おじいちゃんが亡くなったとき。
- おじいちゃんが死んでしまったときすごく悲しいと思った。 引っ越してみんなと別れるとき。
- おばあちゃんが死んでしまったとき、すごく悲しくてお姉ちゃんと泣いた。
- ひいおばあちゃんが死んじゃったこと。
- おばあちゃんが死んで、やっぱり人が死ぬって悲しいことだと思う。
- 2年前おばあちゃんが亡くなった。
- ひいばあちゃんが死んでしまったこと。それは病気になってしまったから。
- 親戚に「校区が一緒だから引越ししろ」と言われたとき。
- ひいおじいちゃんはぼくが赤ちゃんのときも面倒見てくれたのに亡くなってしまったとき。 2年生の頃○○○○君という子のお母さんが亡くなられたとき。
- ひいじいちゃんが死んだとき。
- ひいおばあちゃんが死んだこと。 思ったことは、家族が死んだら悲しい経験になるということ。
- ひいおばあちゃんが亡くなったとき。
- 親戚のおばちゃんが亡くなったとき。 家族が死んだとき:想像。
- お母さんのお兄ちゃんが死んだこと。
- いとこのおじいさんとおばあさんを亡くしたこと。
≪身近な人との死別≫
- そろばんの先生が死んだこと。 家族、友だちが死んだとき:想像。
- 1年生のとき、友だちのお母さんが病気で亡くなったこと。
- 友だちとけんかするとき。友だちのお母さんが死んだとき。
- 小さいときに遊んでくれた人が死んだとき。
- 知っている人が死んだりしたこと。
- 人が死んだこと。
≪ペットとの死別≫
- 家のねこが死んだとき。
- 昔ハムスターを飼っていて、可愛がっていたけれど死んでしまったこと。
- ハムスターの命が消えたこと。
- ハムスターのちびが死んでしまったとき。
- お母さんの友だちの犬が死んでしまったこと。
≪ケガや病気≫
- 弟がおでこを6針縫ったこと。左手を骨折したこと。
- 2歳のとき車から落ちて死にそうになったことがある。
- 一人ぼっちのとき。おばあちゃんががんで入院したとき。
- ひいおばあちゃんの体が動かなくなったこと。
≪仲間はずれ≫
- よく独り占めをされることが悲しかった。
- 仲間はずれにされたこと。
- なんも遊びよしてくれない。
- 一人ぼっちになったこと。友達とけんかしたこと。
≪引越し≫
- 引越ししたこと。一人になったこと。仲のいい友だちが引っ越したこと。
- ぬいぐるみの目が取れたとき。引越したとき。
- 引っ越して友達と遊べなくなったとき。家族と一生会えなくなるとき:想像。
- 友だちが転校してしまったとき。
- 友だちが転校したとき。自分のせいでほかの人がケガをしたとき。 お父さんかお母さんが病気になったとき。友だちが死んでしまったとき。 転校するとき:想像。
- 友だちが転校して悲しい。
≪そのほかの体験≫
- お母さんと買い物に行って「そこで待っていなさい」と言われたのに、 ぼくは車から降りて猫を触っていた間にお母さんが車で帰ってしまった。 暗い遠いところが悲しかった。
- 妹が夜に迷子になって悲しかった。
- お母さんが仕事に行きだしたとき。
- 2年生のとき友だちが宿題を忘れたと思ってぼくの紙の名前を消されて、 ぼくの宿題がなくなったと思った。結局その友だちの名前が2回呼ばれて その子は怒られたのですっきりした。
- むちゃくちゃきれいに作った粘土の玉を、妹にひびをつけられたこと。
- どぶがある公園でサッカーボールがどぶにはまったとき。
≪想像するとても悲しいこと≫
- 楽しいやつでもうれしいやつでも、(死んだら?)悲しいかもしれない。
- 1番頼りにしている人、いつもそばにいてくれる人が死ぬこと。 一人になってしまったとき。
- 仲のよかった友だちが引っ越す。自分が引っ越してみんなと離れる。 知り合いが死ぬ。
- 友だちが天国にいくこと。 自分でケガをしてしまったこと。車にひかれてしまったこと。
- 交通事故、骨折。
- 人や動物が死んだり事故にあったとき。
≪記述ナシ≫
57〜61
質問3 「生きてるんだなー」と感じたことがありますか
ある( 47 )ない( 5 )わからない( 8 ) 無記入( 1 )
- 背が2年生のとき伸びたり縮んだりしたこと。心臓が動いているから。
- 高熱が何時間もかけて治って元気になったとき。
- ほかの人が死んだとき。
- 友だちといるとき。
- 悲しいときや、うれしいときや、楽しいときや、痛みを感じたとき。 幸せだなーと思うときにいちばん生きているなあと感じる。
- こけて血が出て痛いと思うとき。
- 記述ナシ
- 動ける。息ができる。 死んだらなにもできないから生きていたらなにかできるからうれしい。
- 汗をかいて走っているとき。
- 痛いと感じる。
- 海や山から見る景色や空気。授業していっぱい勉強していること。
- 記述ナシ
- 遊んでいるときや、勉強をしているとき。
- 胸を触って心臓が動いているとき。
- 息をしていること。心臓が動いていること。体全体が動いていること。
- 友だちとたのしく遊んでいるとき。
- 記述ナシ
- みんなに会えたとき。
- 友だちと遊んでいるとき。みんなに会えているとき。
- 心の勉強をしたとき。
- ボールを投げれたり、体を動かせたりすること。
- 優しい人が悲しいときに慰めてくれたとき。
- 人が死んだとき、私は生きてるんだなーと思った。
- 勉強や遊んでいるとき。
- 息をしている。
- 起きたき、寝るとき。
- おもしろいとき、楽しいとき。
- 体を動かすとたまに思う。
- なにか息をしているなと思ったとき。
- 日向ぼっこのとき空を見ると「生きてるんだなー」って感じがした。
- お葬式に行ったとき、なご山の墓を見つけたとき、死体を乗せた車を見たときも。 救急車を見たとき、病院へいったとき。
- 呼吸をしている。
- 友だちと遊んだり勉強したりするとき。笑ったり泣いているとき。
- 胸に手を当てたらドックドックと動いていた。
- 元気で動いている感じ。
- 記述ナシ
- 記述ナシ
- ぼーっとしているとき。ご飯をたべているとき。体を動かすとき。
- ボーっとしているとき。体を動かして遊んでいるとき。
- 記述ナシ
- おじいちゃんの仏壇を見て「生きているんだなー」と思った。
- いろんなことができる。
- 友だちと遊ぶとき。朝起きたとき。勉強しているとき。何か食べているとき。 ボーっとしているとき。友達と話をしているとき。親と話しているとき。 誕生日の日、クリスマスの日、休みの日。ゲームをしているとき。 明日のことを考えているとき。夜寝るとき。スポーツしているとき。
- 汗? 泣いてる?
- 記述ナシ
- 私の心臓が動いている限り生きられる。 心臓が動いてなかったら私は死んでいる。
- 息を吸ったりはいたりできるけど、死んだ人は息ができない。
- 記述ナシ
- ゲームをしているとき、ステーキを食べているとき、勉強するとき。
- サッカーをしているとき。
- 生きているんだなーとすごく思う。すごく興奮する。
- 友だちや知っている人が死んでしまってお葬式をしているとき 「生きてるんだなー」と思う。
- いろいろなことを思うとき。心臓を触っているとき。
- 夜寝るとき。朝起きるとき。
- 心臓が動いているから。
- 物が触れるか確かめたとき。
- 楽しいとき。
- 記述ナシ
- 楽しいとき、おもしろいとき。
- 息をしているとき。
- 息をしているとき。
質問4 大人よりも「子どものほうがすごい」と感じることがありますか。 または、大人と子どもの「ちがい」をどういうときに感じますか。
ある( 35 )ない( 7 )わからない( 17 )無記入( 2 )
- わからない。
- わからない。
- わからない。
- 友だちとのきずな。
- 足が速い。体が強い。ゲームがよくわかる。寒さに強い。
- 大人は感動して泣くけれど子どもはあまり泣かない。
- 子どもと大人の力。
- 大人より子どものほうが長生きできる。しんどくない。 生きててとてもうれしい、楽しい(学校)。 大人より子どものほうがよく遊べる。
- 大人は好き嫌いもないし、力が強いから。
- 大人はしゃべり方が急に変わる。
- 竹馬や指を練習したりする。
- 大人は怒るとすごく怖いことを言うところ。大人より子どものほうが元気。
- 子どもより大人のほうが悲しいことや亡くなられた話をされたら涙が出てしまう。
- 大人は家族と話すときは普通に話すのによその人と話すときは声がきれいになる。
- 大人より子どものほうが元気。 子どもは勉強をして大人は仕事をしている。
- 子どもが大人を育てる。
- 記述ナシ
- 大人はいろんなことを知っている。大人は背が高い、子どもは背が低い。
- 子どものほうが元気。子どものほうが考え方がいい。
- (大人は)体力がある、食べる量が多い。
- 記述ナシ
- 子どもより大人のほうが早く死んでしまうと思ったとき。
- 子どもより大人のほうがすごい。
- 大人のほうが先に産まれたから子どもより早く死ぬこと。
- 大人はいろいろ経験を受けて、次は子どもに教える。
- 掃除したとき。
- 記述ナシ
- 体力が子どものほうが多い。
- 子どもは体が弱いし力が弱い。
- 家族には普通にしゃべって、電話のときには丁寧にしゃべる。
- 大人は好きなことができない。
- 記述ナシ
- お手伝いや、大人のほうが骨が少ない(弱い?)こと。 子どもはよく勉強したり、大人に肩たたきすること。
- 大人より子どものほうが長生きする。
- 記述ナシ
- 子どものほうが遊びがうまい。虫とりがうまい。大人は遊びをしない。
- 大人よりぼく方がサッカーじょうず。
- 子どものほうが大人より一日に動く量がちがう。
- クイズに答えるのが違う。どこかに行く時間がちがう。
- 記述ナシ
- 子どものほうが元気。
- 大人は何でも知っている。
- 子どものほうが元気。子どものほうがスポーツがうまい。 子どものほうが体力が多い。大人のほうが頭がいい。大人のほうが背が高い。
- お母さんは英語がしゃべれる。
- 記述ナシ
- 子どもより大人のほうがすごい。
- 大人と子どもで元気なのは子ども。
- 大人より子どものほうが足が速い。
- 子どものときは宿題とかがあるからいやでも、ゲームなどができる。 大人のときは二十歳からずっと会社で働かなきゃいけないし、 ゲームもそう簡単にはできないからいや。
- 子どもは元気。
- 大人が忙しいとき、大変忙しい。
- 大人より子どものほうが人の気持がよく分かる。
- 大人よりも子どものほうが考えが面白かったりする。 子どもと遊ぶのと大人と遊ぶのとだったら、子どもと遊ぶほうが面白い。 大人より子どものほうが夢がある。
- 子どもは大人の言うことをきいている。大人のほうが背が高い。
- (大人は?)かしこいから。
- 記述ナシ
- 大人は長生きでいないけど子どもは長生きできる。
- 記述ナシ
- 記述ナシ
- 記述ナシ
- 子どものほうがいっぱい動き回れる。