間違いであってほしい

2013/10/03

こんな極プライベートなこと、ちゅうちょしたものの
このところ、出席しても良さそうなところへ、行っていなかったり
行っても、終わるなり姿を消したりで
なんか機嫌が悪そう、とか、何が気に障ったのかな、など
思われているかもしれないので
ここで報告したいと思います。

母の具合がずっと思わしくなかったため
かかりつけ医に、強くお願いしたところ、
検査の結果、思いもよらないことが明らかとなり
突然の告知となりました。

「がんです。末期です。1ヶ月でしょう。」

私に向かって話されるこの内容を、本人を前にして発せられたため、
母は明確に理解し、記憶してしまい、
潔く(?)終焉を迎えようとするし
私も、父も、家族のみんなが、
「そんなこと、言わないで」と、うろたえることに。

母が認知症と診断されているからなのですね・・
認知症って、何もかもを、常にわからなくなっているわけではないのです。

もっとも頼りにすべき「主治医」に
母以外の全員が、どうしようもない感情が沸き起こっています。
ところが母本人は、まったく怒っていない・・

「そんな言い方ないでしょ」って
思っていいんだよ。
そんな、ものわかりよく、ならないでよ。
こんなあっけない最期って、受け入れられないでしょう。

しかも、ずっと「具合が悪い」って言っていたのに
まともに聞いてくれてなかったんだ。
「あんた、なに診てたのよ」って
言っていいんだ。

主治医を変えたい気分です。
でも、在宅医に背いて、病院に行ったとして
母が、「家がいい」と言ったとき、
結局のところ、頼るしかない・・
ならば、ぐっと、こらえるしかない。