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2010/09/29
あれは、ほぼ悲しい涙です。
結婚式で、泣いた日記を読んでくださったKさんが、 「わかります」というメールをくださった。 このかたとは、直接のお付き合いはないまま ときどき、折に触れて、メールをいただく。 お身内の結婚式で、同じようなことがあったとのこと。 早くに両親を失った新郎だったという。 拝見し、本当…
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2010/09/27
なんで泣いてるのか、わからなかった
甥っ子の、結婚式に行ってきた。 たぶん、式と披露宴を通して 泣いたのは、花嫁さんと、私だけだと思う。 新郎の母親である義姉は、 家族が増えて嬉しいと、にこにこ顔だった。 私は、甥っ子の育ちにかかわったわけでもないのに 赤ちゃんの頃からの写真が、スクリーンに映し出されると 涙がこ…
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2010/09/15
10余年ぶりに踏み入れた世界
1か月ほど前に届いた恩師からの郵便。 封を開けるのがこわかった。 思ったとおり、入っていたのは、演奏会のチケット。 音楽から遠ざかって、何年になるだろう。 もう戻れないし、今となっては聴くことさえ、つらい。 しかし指揮者であったご主人が亡くなられ 追悼コンサートということだから…
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2010/09/08
他人の苦労は知らないところに
前回のつづき 先生たちの研修に行った日の、2つめの驚きについて。 終演後、一人の先生が来られ 「私の子は」とおっしゃった。 どきっと、緊張が走った。 23週で、600グラムで生まれたと聞き 23週!?! 思わず、聞き返した。 23週で生まれて暮している子を、直接は知らない。 自…
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2010/09/03
遺族は、みんな、がんばってるぞ
教育委員会からのお仕事で 小中学校の先生の研修を担当した。 いくつかの失敗と いくつかの驚きがあった。 失敗の1つは、 質問に答えられなかったこと。 話の主旨を「言葉」を超えたところに置いて進めていたことから 不意に、 「苦しいときに、支えとなった言葉は何ですか?」 と尋ねられ…