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2023/09/30
祈っていますという言葉は後ろめたかった
昨日は、専門職の人に 専門性の限界を迎えたとき そこから先を逃げないでほしい とどまっていてほしい と書いた。 これは専門職だけの問題ではなく 私だって、そう。 いつも非力で、無力だけれど そこからでも役に立てる…
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2023/09/29
「何も言えなくなりますね」と返ってくる
最近の私が、特に医療従事者の皆さんに つとめて伝えるようにしていることは グリーフの個別性。 私たちのような遺族会に参加しないご遺族も 医療のお世話にはなり、 そこで患者や家族がよくしてもらって 死別後をいくぶん生きやすくし…
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2023/09/28
私の実家は夜しか鍵をかけていなかった
北極では 路上駐車をするとき施錠しないようにする という記事を見た。 外出するとき、家の鍵も。 クマと遭遇したとき、 逃げ込むところが何もない土地だから みんなで守り合っているそうだ。 なるほど。 泥棒よりクマの…
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2023/09/27
意識になくても自分の意思で生きていると思う
9月22日の日記に 長い時間、棺に顔を近づけるのは危険 二酸化炭素中毒で亡くなる人がいるそうだ と書いたことで、 「あのとき連れて行ってほしかった」 という声が届いた。 つまり、もっと長く首を突っ込んでおけばよかった と今更ながら思うわけ…
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2023/09/26
人造人間のようになって一日過ごした
2つめの心臓の検査の日がやってきた。 きょうの検査は、ホルター心電図というもの。 別名、24時間心電図検査といい 普通の心電図は、台に横になって短時間とるが、 検査装置をつけて家に帰り、一晩過ごし、 いろんな行動の検査をすると聞いていた。 &n…
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2023/09/25
3才児を抱き上げられないほど力が抜け
幼稚園の園長が、通園バスを運転し、 迎えに行った園児を、バスに乗せたまま施錠、 熱中症で命を奪ってしまう事故が起きてから 今月で1年が過ぎた。 その日の様子を含め、ご家族の心情などが お父さんの口から詳しく語られた。 &nb…
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2023/09/24
あゆみのことを言わなくなった理由の1つ
19日の日記に、 「これからも、 関わりの薄い人、打ち明ける必要のない人には 子どもを亡くしたことは、言わないと思う」 の理由を 思いが深いのに、浅い言い方をしたくない ことだけを書いたが 理由は、もっと、いろいろある。  …
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2023/09/23
高速道路で車を降りるのは本当に危険
今年3月に、東名阪道でこんな事故があった。 軽ワゴン車に、中型トラックが追突し、 停車しているところに大型トラックが突っ込み 車外にいた中型トラックの運転手が轢かれて死亡。 このとき突っ込んだ大型トラックの積み荷が 下り線にも散乱し、下り線でも追突事…
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2023/09/22
棺の中に顔をうずめて泣いたもの
棺の中のドライアイスで亡くなった という記事に 棺の中の人は、もう亡くなっているんだけど(?) と早とちりした。 報じているのは毎日新聞。 落ち着いて読み直して、さらにびっくり。 棺桶の、小窓を開けたそば…
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2023/09/21
これは死別後の「後遺症」という表現
私は、お子さんを亡くされた方とばかり出会うが ご主人を亡くされた女性にも その後が生きづらい人たちがいることは もちろん知っている。 「あなたとともに生きていく ~35歳絶望未亡人這い上がり物語~」 という本の著者・かずママ…