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2004/09/11
あちら側 と こちら側
あれは何だろうと思って、私は遠くの空にたなびく黒煙の帯を目で追っていました。次の瞬間、思わず立ち上がってうわっー!と叫びそうに。このとき自分が電車の中に座っていることに気づき、声を飲み込みました。民家の屋根が大きな口を開けてごうごうと炎を吹き出しているのです。 ぁぁぁー もう…
あれは何だろうと思って、私は遠くの空にたなびく黒煙の帯を目で追っていました。次の瞬間、思わず立ち上がってうわっー!と叫びそうに。このとき自分が電車の中に座っていることに気づき、声を飲み込みました。民家の屋根が大きな口を開けてごうごうと炎を吹き出しているのです。 ぁぁぁー もう…