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		2008/10/28
		なかったことにはできない幼子の死
		さかしたさん、このごろ日記を更新するようになりましたね、って言ってもらえるので うれしくって、もっとがんばろうと思っています。 子どもは褒めて育てるといい。さかしたも褒めたらどんどん育ちます。横にだけど。 昨日、あかちゃん・こどもの死を考えるセミナーに出演させてもらった。 年… 
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		2008/10/25
		言った言葉をぜんぶ思い返してみたけれど
		とっても気にしい(←大阪弁?)だから、 気になったらそのことばっかり考えてしまう。 何がいけなかったんだろう… あのとき、何を言っただろう。 ほとんどしゃべった言葉はなかったはずだけど、言い方? ぜんぜん分からない。 ただ、最初はにこにこされていたのに、 クルリと向きを変えてど… 
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		2008/10/22
		教えてあげるなんてことは
		ご遺族から、「こういうとき、どうすればいいのかわからない」 という悩みを打ち明けられることがよくあります。 「一体どうすればいいのでしょう」と尋ねられたとしても、 私に解決法が分かるわけがないですし、 こうすれば?ともちかけることも、できるだけしないよう心掛けます。 考える時間… 
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		2008/10/18
		教会に行ったこともない私ですが
		悲嘆ケアや、スピリチュアルケアについて学ぶ講座が充実してきた。 私も時折お話させていただいたり、また自分でも受講したりする。 お話しをさせていただいたときは、必ず帰り道で、不十分を反省し、 受講した帰り道では、心に響いた内容を反芻するように思い返す。 行き帰りというのは、目的を… 
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		2008/10/15
		なかなかできない親孝行
		きょうはずっと家の中にひそんでいたが、夕方、郵便局に行くため 足音を忍ばせて階段を降り、そーっと玄関のドアを開けると ぎょっ。父は庭の木に長いハシゴをかけて登っていた。そして目が合った。 私は急いでる〜 という素振りで出かけて行き、 戻ってきたら、まだハシゴの上だった… 父は、… 
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		2008/10/13
		聴くことができなかった本音
		子どもの人権を主体とした研修会があり、「生きる」ことをテーマに話した。 折れない心を培うためには、強さよりも弾力が必要だとか、 弾力を養う要素は、負(ふ)の体験のなかに多くあるとか、 けれども、あきらめも大事だとか、 あきらめるためには、どういう人の存在が必要だとか、 いろいろ… 
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		2008/10/10
		美容院で言えないことが病院で言えるわけがない。
		きょうしかない!と思い、 通りがかりの美容院でパーマをあてることにした。 中をのぞくと、お客さん一杯で、きっと上手なのだと予感した。 シャンプーをしてくれたのは60歳台とおぼしい女性。 この人はシャンプーだけ担当する人と思った予想はみごとに外れ、 どういうスタイルがいいか?尋ね… 
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		2008/10/07
		失って、生きる。
		大阪市の小中学校の先生方にお話しをする準備のため 久しぶりに星野富弘さんの画集を開いてみた。 星野さんは、元中学校の体育の先生で、鉄棒から落下して手足の自由を失ってて以降、 絵筆を口にくわえて詩と絵を描き続けている作家だ。 私が始めて星野さんの画集を手にしたのは大学に入学したこ… 
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		2008/10/01
		たぶん、もう歌わないと思う。
		お返ししなければならない写真をずいぶん長い間手元に置いてしまい、 お母さんからの遠慮がちな催促ではっと我に返り、平身低頭、お返しした。 Aちゃんはあゆみとちょうど同じくらいで 亡くなった経緯もよく似ている。 もっとよく似ているのが、お母さんと私が歩いた道とぶつかった壁だった。 … 
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