あゆみのことを言わなくなった理由の1つ

2023/09/24

19日の日記に、

「これからも、

関わりの薄い人、打ち明ける必要のない人には

子どもを亡くしたことは、言わないと思う」

の理由を

思いが深いのに、浅い言い方をしたくない

ことだけを書いたが

理由は、もっと、いろいろある。

 

1つには、

子どもを亡くしていること言って

縁起が悪いかのような

何ともいえない素振りを見せられたことがある。

そんな人には話したくない。が

よく知らない関係だと「そんな人」かどうか

わからないから。

 

だから、なのか?

私は縁起をかつがない。

どうでもいいと思っていて。

 

でも世間は、ほんと縁起を重んじる。

たとえば「コロナ」感染で

出席予定だった結婚式に、行けなくなったりする。

急な欠席には、相当費用が掛かっているので

出席と同額の結婚祝いを送るのが礼儀

という解説を見た。

そりゃそうだ。

 

友人の相場は、3万円らしく

欠席で、どうしても捻出できず

(コロナでお金がかかるとか?)

2万円送る場合には

1万円札と、5千円札を2枚入れるのが礼儀

なのだそう。

 

へー、ぜんぜん知らんかった。

2という、割り切れる数字は

縁起がよろしくないそうだ。

 

ここまで縁起をかつぐ世の中だから

子どもが亡くなるなどというのは

ほとんど誰にも起きないことだからか?

あるいは

あってはならない最たることだからか?

理由はさっぱり分からないのだけれど

限られた人にしか話さなくなった。

 

最初のうちは、「あゆみ」という子のこと

知ってほしくて、

しょっちゅう喋っていたのだけど。