あれは、ほぼ悲しい涙です。

2010/09/29

結婚式で、泣いた日記を読んでくださったKさんが、
「わかります」というメールをくださった。

このかたとは、直接のお付き合いはないまま
ときどき、折に触れて、メールをいただく。
お身内の結婚式で、同じようなことがあったとのこと。
早くに両親を失った新郎だったという。
拝見し、本当に、同じ気持ちだと思った。

甥っ子は、小さい頃に両親が離婚し、父親がいない。
嫁いでいった私は、甥っ子の父親を知らない。
常に見てきたのは、義姉が懸命に働く姿。
そうして女手一つで、二人の男の子を、一人前に育て上げた。

で、努力の集大成のような、お披露目の式で、
Kさんと私は、同じ感情をたどったのだと思う。
私も
親の気持ちになって流れる嬉しい涙と
あゆみには、見ることのできなかった成長を重ね、悲しい涙が。
(私も、悲しいほうが大きいと思います)。

姉が苦労して育ててくれたことに、救われた気がする。
楽して、手抜きして、到達したなら、複雑だっただろう・・・。
姉は、手放しで喜んでいい人だと思う。
人知れず涙しながら(実際、ばればれだったみたいだけど〜)
そう思った。

甥っ子の弟が、次を控えているので
次の機会には、親でもないのに、鼻水垂らしてべそかかないよう
心して出席せねば!