意味のない不思議
2013/09/10 前回、偶然と思えないラッキーな出来事を
母の通院という日常を通して書いたが
日曜日の「つどい」でも、そういったことをテーマに語らった。
つどいで語られたことは、ここで公表できないので
後ほど会報でお伝えすることとし、
その日、帰宅後、
そうそう一番身近な人物の体験談を聞いてなかったわ
と思いつき、だんなに持ちかけた。
聞きたかったことは
偶然なのかもしれないけれど、
「これって、こういうことのような気がする」
「もしかして、こういうことなのかもしれない」
と、自分にとって心地よい解釈をし、そのように受け取る
という思考の傾向についてだった。
たとえば、ある現象をとらえて
あるいは
あることと、あることを、勝手に結び付けて意味をつけ
・ラッキーな出来事として解釈する
・だれか(たとえば亡くなった子)と繋がっているように感じる
・何かに護られているような気になる
といった、生き方の知恵のようなもので
つらい中でも、ちょっとだけ幸せになる工夫。
夫:んー、不思議なこと?足が異常に速い女の人がいたこと、くらいかな。
私:???
夫:会社に行く途中、前のほうに若い女性がいて、
あれ?追い越さないな、と思って
同じ速度で歩いてみたら
歩幅は俺のほうが広いはずなのに
なぜか距離は広がっていくねん。
私:それで?
夫:おわり。
私:おわりって・・・
夫:俺、会社に着いたから。
で会社でそのこと話したら
「えっ、その人足あった?」って。
「あったあった」って言って、おしまい。
とにかく、我が家では、かみ合う会話も少なければ
感動もほとんどない。