ありのままの言葉と表情

2020/01/10

謝られても、許せない思いがあるなら

別に許さなくてもいいんじゃない? の続き。

 

スタッフの勉強会で、

「自分らしく生きる」ことを尊重するとは?

について話し合うので、

どういうことなのか?このところ頭に置いている気がする。

 

本当は許せないのに、「いいよ」とか「気にしないで」

と言うとき

自分らしく生きることを、自ら尊重できていないんじゃないか?

でも、人それぞれ性格というものもあり

波風立てないよう振舞うのが、楽、ということであれば

「気にしないで」と言うほうが、自分らしさを尊重しているかもしれない。

 

そんなことを、いろいろ考えていたとき

人気絵本作家のヨシタケシンスケさんの記事を見た。

ヨシタケさんの作品は、笑顔の絵が少ないと言われている。

お母さん=笑顔、というのは一般的な固定観念。

ヨシタケさんは、笑顔の絵が人を傷つけることがある

ということを、よく知っているのだ。

 

絵本を見て、そんな風に子育てできていない自分に

コンプレックスを感じてしまうことがある。

絵本は、楽しい気分の人ばかり手にするのではない。

 

言葉だけでなく、表情も、

ありのままでいい、というのが

本当に通用するなら、いいなと思う。

 

思い出したことがある。

(つづく)