本当の意味で「いのち」を大切に考える

2021/11/26

昨日、遅刻した大事な会議というのは

小中学生の、作文コンクールの最終審査会だった。

遠方から偉い先生も来られていて

家から40分で行けるはずのペイペイの私が、遅刻。

 

ずっと以前の私は

自死し、電車を止めた人に、批判を向けている。

でも、昨日もそうだが

その行為をはたらいた人に、何か言うことは

絶対に、しなくなった。

 

私も、遺族。

遺族は、大切な人が亡くなると、辛い。

亡くなり方で、さらに苦しくなる。

その苦しい遺族を、さらに苦しめることは

絶対にしたくない。

 

作文には、自死をとがめる内容がよく書かれる。

命を大事にしない、とか。

子どもでも、この書き方はやめてほしい

と私は願っていて

正論は、いくらでも振りかざせる。

でも、よく考えてほしい。

本人の気持ち、家族の気持ち。

 

人のいのちを大切に考える、ということは

そういうことでもあるはず。