食べてはいけない大阪で貰ったアメ

2022/04/23

20数年ぶりに会った友人は

共に関西の大学に通い、1番仲良かったのだけど

結婚後

ご主人の転勤で、関東で暮らすようになった。

 

そっちで暮らすほうが長い。

駅で見分けがつかなくて、顔見合わせたとき

彼女、「やだー」と言った。

私は生まれてこの方、ソレ言ったこと、ない。

「ほんまに!」とでも言っただろうか。

 

けれども、そのあと、ずっと

関西弁で話すものだから、思わず尋ねた。

子どもさんも、関西弁?

 

ちがった。

彼女も、日常的に、特に仕事場では

関東人の顔をして暮らしているらしい。

 

なるほど。

そのほうがいい。

関西弁を話していたら、それだけで

図々しいんじゃないか?とか思われそう。

 

実際に関西人が、図々しいか?

というと、

うん。図々しいだろう。

というか、

すぐに、誰でも知ってる人みたいになる。

 

関東の会員さんで、関西に住んだことのある人が

関西の人は、スーパーで並んでいる間にも

子どもに話しかけたり、名前を聞いてくれる

と言っていたが、

アメちゃんをくれたりもする。

子どもに飴は、くれないほうが良よくても、くれる。

大阪のおばちゃん、必ず飴をかばんに潜ませている。

 

きっと、大阪の飴の消費量は、全国一だ

と私は思っていた。

実際にこの調査は行われ

なんと大阪は

47都道府県中、44位! ←NHK調べ

 

どういうこと??

必ず持ち歩いている飴は、

貰ったものを、またあげるという

ローテーションが繰り返されているわけだな。

つまり

もらう飴は、古い可能性が高い。

 

これって、図々しい、とも繋がるだろうか?

ケチのほうが近い?

いずれにしても

彼女が、関西弁を喋らず、

子どもを関東人に育て上げたことは

暮らしていくうえで、

正解だったと思う。