お母さんに触れられることが平和であること

2022/06/23

きょう6月23日は、「沖縄慰霊の日」。

沖縄県糸満市の平和記念公園には

犠牲になった人たちの名前を刻んだ、黒い大きな石碑が、

何枚も何枚も立っている。

 

祖母の弟さんが、この戦争で亡くなった

と聞いていたので、沖縄に行ったときに

祖母の旧姓・森本姓のところを探したら

ちゃんとフルネームで、あった。

 

この叔父さんの写真が、うちにある。

若い奥さんと、生まれたばかりの女の子を残し

出征して帰ってこなかった。

会ったことはないけれど

思わず、刻まれている名前の文字を、指でなぞった。

 

きょう式典が中継されていて

小学2年生の女の子が、作文を朗読した。

マイクのところまで、先生?に連れて行ってもらっているので

大丈夫かな・・・

なんて思ったのは大間違い。

 

ものすごく落ち着いて、暗記で読み上げた。

「こわいをしって、へいわがわかった」

という作品。

 

小学2年生の子が、平和とは何であるかを

どう書いてくれるか、引き寄せられた。

そしたら

お母さんに触れたとき

なのだそう。

 

じゃあ同じだね。

 

親も、子に触れたとき

しあわせを感じ

その根底に

きっと平和も感じているのだろう。