「しんどい」と言いに来たら助けてほしい

2025/01/23

5か月の赤ちゃんを「川に置いてきた」

と言う事件が、3日前に起きた。

「置いてきた」とは??

表現が意味不明だったが、

抱いて川の中に入っていったようで、

赤ちゃんだけ流されて亡くなり、

川から上がってきた母親は逮捕された。

 

この事件からも、

どんな状況にあっても、自ら死ぬことは

とても難しいことなのだと感じる。

親だけ生き残り、なお生きる辛さを想像して

何とか子どもと一緒に生きてほしい。

 

この事件に関して、

批判する書き込みは見当たらず、

自分も育児がつらい時期があった、とか

親子を守るセーフティネットの不足などを

代弁して訴える声が多いことに

妙に胸のつかえが降りる感覚を覚えた。

 

母親の犯した罪は重いけれど

孤独な人の、辛さへの理解が感じられて。

 

ところが今日、

私の思い込みを覆す記事が出た。

育児に疲れた父子家庭の父親が

5才の子どもを抱えて飛び降り

亡くなっている。

 

通常、死ぬことは難しいはずだが

遂げてしまう人はいる。

 

この事件で、残念でならないのは

お父さんは児童相談所に相談に行き

育児がしんどいことや

子どもを預かってほしいことを

言いに行っていたこと。

 

もっと向き合ってほしかった。

助けてほしかった。