きっと赤ちゃんもママの味方だと思う
2021/04/20きょうから大学の授業が始まった。
助産師さんになる学生さんの「グリーフケア」の科目。
正確には「専攻科」で、大学4年生の次の学年。
22才の人もいれば、
看護師経験があって、進学している人もいる。
きょう、1回目の授業の最後に、
私はとても感銘を受けた。
授業の中では、こんな話をしていた。
「沈んでいたら、赤ちゃんがママのこと心配しますよ」
みたいな言い方は、やめておいたほうがいいと思う、と。
理由は2つ。
赤ちゃんは、母親の味方で、母親の理解者であるなら
母に、そのような無理を強いることはないはずで
そういう「役」を赤ちゃんに背負わせないほうがいい
という提案と、もう1つは、
赤ちゃんのことが、よくわからなくて辛い思いをしている母に対し
親より「わかる」立ち位置を、あまりとらないほうがいい
という提案だった。
そしたら、質問として
元気に生んであげられなくて、この子は私のことを
怒っていると思う
とお母さんのほうが言ったなら(←実際あった)
「そんなことはありませんよ。赤ちゃんはそんなこと
思ってませんよ」と言うのも同様ですか?
と尋ねてくれた。
話をよく聴いてくれてたんだなあ、と思った。
そして、関連付けてくれて、
この質問、すごいなと思った。
そして、むずかしいな・・・と思った。
(つづく)