さまざまな理由で子どもがいない女性
2021/11/20女性の、産まない主張を、Eテレでやっていた。
スペインのドキュメンタリー番組だが
背景は、日本も同じだと思った。
さまざまな立場の女性の、さまざまな生き方を
それぞれ尊重する、いい番組だと思った。
誰もが、自分らしく生きる自由があっていい。
1960年代のスペインで
子どもをもたない女性のイメージを、3つの言葉で表現すると
という調査があったらしく、
幼稚・自己愛・神経症
という結果が出たという。
そういう社会の視線が、女性の生き方を制限し
精神的に苦痛を与えてきたという。
対象となるのは
結婚しない、子どもを産まない、子どもが授からない
このいずれかに該当する女性だ。
どの立場の人も、他人や身内から
あれこれ言われるのは、いやだろう。つらいだろう。
だから子どもをもつことは
本人が、望んで、選んで、喜んで臨むのがいい
という結論に、まったく違和感は覚えなかった。
ところが
どの立場にも含まれない女性が、まだいることに
ここでは触れられていない。
子どもは、産んだ。
でも亡くなった。
だから、子どもはいない。
子どもがいない女性に含まれるのだろうか?
と考えると、
まったく別の立場だと思う。
子どもがいない女性ではなく
一度母になった女性は、生涯母親だから。