「どうかご無事で」と願うようになった
2022/09/16小さい子どもを、事故に遭わせそうな親のことを
一昨日の日記に書いたが、その親子を見たとき
一人のお母さんから聴いた話と重ねていた。
白杖を手にする人を見ると
「どうか、ご無事で」と願う、という話。
私も同じで、もしもこけたり、事故に遭ったりしたら
どうしよう、と心配になる。
あゆみが亡くなったことと、関係しているのか
自分でもよくわからないが
ずっと以前は、両目開けてても
ほとんど見えていなかったような気がする。
お話ししたお母さんは
お子さんが生前、車いすに乗っていたこともあって
ハンディキャップを、身近に捉えることができるが
私は、声をかけられない、と話した。
「役に立てることがあればします」マークもほしい
と、前に日記に書いたことがあるが
声かけて、「結構です」って言われたら、どうしよ
なんて先に考えてしまったりする。
お母さんは、「声かけたら嬉しいと思う」と言う。
そうなんだあ、そう知っておこう、と思ったところで
信じられない話を聴いた。
声をかけるにも、とんでもない声をかける人間が
実は存在すること。
電車のなかで
「こういうお子さんをもって、奥さんも苦労するね」
言っていることの意味が、よくわからなかった。
いたわりのつもり、なのだろうか・・・
そんなふうに聞えない。
そう思ったとき、手が小刻みに震えた。
(明日つづきを書きます)