自責感は生きるために必要な時期がある

2022/09/24

昨日、日記で触れた

亡くなった人からの手紙を書くワークは

グリーフケアのプログラムとして

広く行われているものでもある。

 

それで、

亡くなった子に手紙を書くこと以上に

亡くなった子から手紙を貰うこと、つまり

その子ならどんな言葉をくれるだろう?

と想像のもと書く手紙のほうが

書きにくい理由について

書いてみて分かったことがある。

 

親は皆、自分を責めている。

「ごめんなさい」は言うが

「許して」は言わない。

言えないだけでなく、

もしかして

言いたくないのかも、しれない。

 

ところが、

子どもがくれそうな手紙には、

親を責めたり、追い込んだりする言葉は

出てこないのだ。

 

あらら

どうしましょ。

 

じゃあ、許しちゃいます?

いやー、、、、

 

自責感というのは、

傍目には、取り除いたほうがよく見えたり、

何とかしてあげたくなったりもするが、

本人にとっては

そんな単純なもんじゃないように思う。

 

とりわけ、子を亡くした親にとって

自責、罪悪感、自己嫌悪、といった要素は

その後を生きていくうえで、

持っているほうが、よいもの

と思えることさえある。