つらい中つらさに耐えたことの1つがPTA

2022/10/09

あゆみが亡くなったあと、とてもいやだったことの

上位にあるのが、私はPTAだった。

成り手がなく、昼夜、何人もの人が家に説得に来て

説得に勝てるだけの気力もなく、

引き受けた役が

うまくいくわけがない。

 

お子さん亡くされたあと、

じっと家にいることが、たまらなくて

PTAでもいいから、時間を費やせれば

といった理由による取り組み方も、耳にする。

その方たちだって、そこに居心地の良さは感じず

家の空間に、一人身を置くよりは、

くらいの選択だろう。

 

一方で、

人に会うことのしんどさを強調する方たちには

おそらくPTAは、最悪の環境ではないだろうか。

何を見ても、何をしても、涙がこぼれるというのに

元気なお子さんたちの話でもちきりで

どうでもいいような日常の出来事に盛り上がり

会話についていけない・・・

でも、無理に合わせる。

 

私の場合、いきなり「長」をさせられたので、

委員さんたちに仕事を割り振りせねばならず、

誰もが、無理にさせられているから

「その頼み方、なに?!」みたいな空気にも。

 

こっちも、無理にさせられてるねん!だが

本音を押し殺し、

でも、人に気を配れるほどの余裕はなく、

私は、家で、一人で泣きたい・・・

 

そればかり思いながら、耐えた

あのPTAが

旅行社が代行、というニュースを見て

これだ!と思った。

PTA会費が値上がりしても、

大賛成(って遅すぎるが)。

 

働く父母たちのため、

というのが売りのようだが

並々ならぬ事情があって、

人と同じことができない、

以前できたことさえできなくなっている

そんな親のためにもイイ!

と思えた。