26年前と同じことが起きようとしていた

2023/03/02

中学校に、刃物を持った不審者が侵入し

生徒を守ろうとした先生に重傷を負わせ

「誰でもいいから人を殺したかった」

と言っている事件、

26年前に起きた神戸連続児童殺傷事件を

思い起こした。

いずれも少年で、神戸は14才、今回は17才。

 

この少し前から

猫を惨殺する事件が報道されていたが

この17才の仕業だったらしく、

神戸のときも、そうだった・・・

 

小動物の虐待は、とても危険とわかっているが、

それでも、なぜ少年が

こうした犯罪を起こすに至るのか

分かり得ないことが多すぎるから、

神戸の事件記録は、とても大事なもの、

と一般の人間は、誰でも思うだろう。

 

ところが、

その貴重な記録が、

すべて処分されていたことが、最近わかり、

ご遺族は衝撃を受け、

猛反発されていた。

 

なぜ、そんな重大なことを、安易に?!

と思うが、

服役後の、(元)少年の人権のためらしい。

 

少年の更生に、

社会の理解は必要だと思うけれど、

亡くなった子と、遺族は、

あまりにも無力だ。

人権は、生きている人間を護るためのもので

死者に人権はないから。