役に立てない自分を嫌にならないでほしい
2024/06/18悲しみのさなかにある人を
言葉で救えるすべは、なかなかない
という認識をもっておきたい
と考えるが、
そういうことを授業や講演などで言うと
途端にアンケート評価が下がる~
「参考になる内容はなかった」
とか書かれる~ つら。
「なんにも役に立てないということ」とか
「かかわるな、ということだ」とも書かれる~
「亡くなった〇〇ちゃんが見てるから」
といった言葉が、イイかけ言葉
と思われている感は強い。
もちろん、この言葉がよかった、元気出た。
という遺族はいるはずだ。
けれども、何を基準に言葉を選んでいるだろう?
元気にさせられそうな言葉、だったり
言い甲斐があるような言葉、だったりする。
沈んでいる人を見ているのが、しんどい。
役に立てていない自分が、いやだ。
この両方がない人が
近くにいてくれたら、どんなにいいだろう。
「しばらく、そっとしてて」
と言ったとしても、
そっとしっ放しじゃなく
しばらーく経ったら、
また普通に来てくれる、
そういう関係、いいなと思う。