できないことよりも「できること」
2025/05/16手や足が生まれつきない赤ちゃんが
まれに生まれる。
指の数が少ないピアニストがいた。
素早く動かし10本分の働きをしていた。
なので、見た目には違いが大きくても
生まれたときからその形できた人は、
それほど不自由なく暮らしていたりする。
ところが、
生まれつき片手の指がないために
バイトを40社不採用になった女性の
記事を見た。
高校卒業までは、周囲の理解に恵まれたが
大学生になり、バイトを始めようとして、
面接でことごとく落とされる・・
そのうち、行動を変えたという。
面接では、できないことを言っていた。
それは採用側のことを考えて
誠実な態度だったと思う。
それで落とされるなら、
できることを言うことにした。
そしたら採用された。
仕事はスーパーの品出し。
今は俳優を目指しているそう。
オーデションも落ち続けるが
「こういう人も役者を目指してる」
と知ってもらいたいと。
その通りだと思う。
ドラマって、社会を映しているわけで
若くてきれいな人ばかりでは足りない。
本当に車いすに乗っている人や
本当に白杖ついている人や
手がない人も
手のことでなく、普通の役回りで出て
あれ?手がない?
と一瞬思われたとしても、
それが普通の社会じゃないかな?
私の兄も、会社員を定年退職してから
俳優になったんだった!
若くて綺麗な人だけでは足りないから
採用されている。
通行人か、セリフのない客だけど、
中に混ざれて喜んでる。