ご本人のことはご本人から聞くことが大事

2025/07/13

昨日お話ししたお母さんには

講演をお願いしていて、その原稿は

お嬢さんの入院中のことだが

最後のところをどう書くか?

話し合った。

 

病気のことでもいいし

お嬢さん自身のことでもいいし

お母さんのことでもいいし、何でも。

 

付き合いが長くなっても

たくさん会話を重ねていても

その人のことはその人に聞かなければ

わからない。

 

私もそう。

よく人から言われて

え?そんなことないけど

と思うことがあった。

 

たとえば、この会を創ったのは

あゆみが見てくれるだろう、とか

あゆみが喜んでくれるだろう、

と考えてのこと、のように言われるが

そうでもないのだ。

 

何か誰かの役に立つことが

生きていく理由になるみたいに思った。

もっと深いところでは、

自分を好きになるためだった。

 

あゆみがいなくなって

ねじれそうで、すさみそうで、

抱えきれない自分をどう扱うか?

大変だった。

 

あゆみが見てくれている

という実感は私にはないばかりか

私が何かすることで、あゆみが喜ぶ

と人から言われると、本音は、

つらかった。

 

こんなかたちで喜ばせるより

遊んで、楽しんで、笑って、

喜んでほしかったから。

 

いい言葉でも、

人の言葉はマッチしないことがある。

どんなことでもいい、ご本人が

教えてくれることが心に響き

とん、と心に落ちるのをいつも感じる。