100人に2人は人の心をもっていないのだろうか

2023/03/01

スキルス胃癌とわかったとき

すでにステージⅣだった

という31才の高校教師の記事を見た。

 

お子さんは、2才の女の子。

この子が大きくなるまで・・・と願うが

すでに手術はできない状況で

余命も宣告され

そのなかを懸命に生きる姿が描かれていた。

 

これまで生徒たちに言ってきたことと

最後まで見せる姿が、違わないように

ブレない生き方に、感銘を受けた。

 

その記事に対するコメント欄を見ると

同じ病気で似た状況にある、と言う人が

自分も頑張ろうと思う、と意思を表明し、

「ここからですよね」と共鳴する様子に

胸を打たれた。

 

ところが、愕然とした。

そのコメントの下に

バッドマークが付けられている。

親指を下に向けたマークが、100も。

 

本文にも、コメントにも、

どこにも問題など感じない。

なのに、なぜこの内容を、ダメとするのか・・・

 

思い出した。

通信販売をしている知人が、

不良品を出さず、誠心誠意、努めていても

悪い評価は付いてしまい、

理由がよくわからず、悩んだが

「2%」の定説を知った、と。

 

つまり、内容にかかわらず、

2%の人は悪い評価をつける

2%以内であれば捉われなくていい

と考えるようにした、という話。

 

もう一度コメント欄の

グッドと、バッドの、数字を見たら、

ほんと、知人の言うとおりだった。

グッドが6000に対し、バッドが100。

 

2%以下だから、

批判も異論もないまま

ただダメ出しをする行為なのだろうが、

それでも、

付けているのは、普通の顔している人

と思うと、ぞっとする。