私も、父や母のことは言えません。
2010/05/19 夢がかなわなかったことが1つある。
それは、バイオリン。
バイオリンが弾けたらどんなに素晴らしいだろう。
憧れつづけたものの、触る機会もないまま、もう諦めていた。
ところが先日、「バイオリン教室開講」のプリントを
ダイキが学校から持ち帰った。
音楽の先生が、放課後に指導してくださると。
行く!行く〜!
私は舞い上がり、参加申し込みを書いた。ものの・・・
行ける日程ではなかった。
何とか調整が効かないものかと、
しばらく冷蔵庫に、磁石で貼り付けておき、思案した。
やっぱり無理・・・
締め切りの日、プリントは冷蔵庫から外し、捨てた。
数日後
「母さん、保護者会のプリント、どうしたの?」
ダイキに尋ねられ、何のこと・・・?
冷蔵庫に貼っておいたのに、ないと言う。
私の留守が続くと、プリントは、伝言板代わりの冷蔵庫へ。
これが我が家のシステムです。
慌てて冷蔵庫を見ると
そこには、バイオリン教室のプリントが。
じゃあ、捨てたプリントは・・・!
ダイキ、ゴメン!先生にもう一度もらって〜
頼んだが、事情は電話で話してくれと、断られた。
なぜならば、先日、
ダイキが遅刻した原因が、私であることを
担任の先生は疑っているらしく、肩身が狭いのだと言う。
先日、私の目覚まし時計の電池が切れた。
翌日は、滅多にしない早起きをしなければならなかった。
そこで夜中にこっそり、ダイキの目覚まし時計を拝借し、
朝、起きて、あろうことか私は、そのまま出かけてしまった。
ダイキは、目覚まし時計がなくなっていたため、遅刻。
先生は、そんなこと親がするかねぇ?という反応だったらしい。
プリントを捨てた、って
そんなこと、ふつう、親がする?
また僕がうそついてるみたいになるやん・・・
ええ、確かに。
高校に電話して、先生に自分で頼んだ。
父は変わってるし、母もへんだし、私には遅れがある。
これはきっと、遺伝なのだろうと思う。