遺族が卒業式に出ると

2018/04/13

入学の季節
年頃のお子さん亡くした方たちは
この時期をどう過ごすだろう…

先月にあった卒業式は
出席される方が多い。
勇気も、覚悟も、いることだと思うが。

先日お話ししたお母さんは
出席する決め手となったのは、
(子ども)本人が行きたいかもしれない
と頭をよぎったことだったらしい。

なるほど、と思った。

親として行ってやりたい、とか
見届けた思いをもちたい、ということであれば
結論は、自分の考えにかかってくるが
「子どもが」となると
答えははっきりしてくる。

どういういきさつで行ったとしても、
卒業式は
行って気づかされることが、2つあると思う。

1つは、
子どもの卒業は、ゴールではないということ。
むしろ「門出」の意味合いのほうが大きい。
つまり、同級生には進学が待っているが
自分の子だけ、次に向かう先がない。
ふと、置いてけぼりを、感じてしまうかもしれない。

けれども、卒業式に行くと
もう1つ、気づかされることがある。

自分の子が、ずっと在籍していたということ。
一緒に卒業する意識を、同級生たちがもっていて
その子たちの中で、不動の存在として生きつづける限り
わが子は、「いる」と思えること。