すっと輪に入れてもらえる心地よさ

2021/11/14

きょうは「大阪のつどい」だった。

そして、年に1回の、もの作りの日。

こういう活動で、もの作りをするわけは、

もの(作品)を作ることには心をケアする作用があるから。

さらに、もう1つの理由は

この日は黙ったままでも参加ができるから。

 

「わかちあい」は、どうしても語り合いになるが

まだ語ることは難しいと考える人も

この日だけは、共に過ごすことができますように

という思いをこめて、必ず年に1回行うようになった。

 

皆さんの作品が仕上がった頃

私はテーブルを拭きに回った。

拭いていると、そのグループの話が耳に入る。

耳に入ると、空いている椅子に座わってしまい

話し込む。

 

で思った。

こういうこと、ほかの場ではないことだ。

話は最初から聴いていないと分からないし

そもそも、横入りができない。

 

どの途中から聴いても、

どの話の筋もわかるし

すっと中に入れてくれるし。

ああ、こういう場なんだと実感する。

 

私は全員を知っているから、ではなく

どの人も、同じように入れてもらえると思う。

これは共通体験を軸に出会う自助グループの良さ。

 

なのに、きょう残念だったのは

「東京のつどい」に着て行ったワンピースを

着て行くのを忘れてしまったこと。

「あゆみと買いに行った服です」と、また言って

似合ってる、とか評価をもらう目論見だったのに

「もの作り」の材料を、運ぶ手伝いを張り切り

パンツとリュックで出かけてシマッタ!!