火に気を付けて燃やして天国に届けよう

2022/09/03

昨日、つらいことは紙に書くといいらしい

それを燃やすのもいいと思う

と書いたら

お子さんに「火は危ないからね」

と話していたことを、教えていただいた。

 

あーーー、その通りだと思った。

大きな家事も、小さい火から起きることなど

身近な、大事なことを、一つひとつ丁寧に

話していくのが、少し大きなお子さんの子育てなんだ、

と思い、胸を熱くした。

 

実は、昨日は、書きながら

生活する中で「つらい」ことと、

子どもを亡くして「つらい」ことは

同じ扱いにならないことに、途中で気づいた。

 

書いて燃やすといいのは、

生活のなかでの「つらい」こと

と考えて、書いた。

燃やして消し去るイメージで。

 

けれども

子どもを亡くしてつらい、というのは

消し去るものではない。

このつらさは、愛情なのだから

消さなくても、抱きしめていいはず。

 

(火に気をつけて)燃やすとしたら

大好きだよーーー

の気持ちで書いたらどうだろう。

 

思いは煙に導かれ

きっと天に届く。

 

葬儀業のかた対象のグリーフケアの授業で話す。

手紙を棺に入れて持たせてあげるのもいいけれど

ずっとお子さんの傍で泣いていたり

手を握って、撫でて、話しかけていられる

限られた貴重な時間でもあるので

その間に手紙を書かなかった人は

二度と渡す機会がないか?ということ

決してそんなことはなく

あとから書いた手紙も、きっと空に届く。

だから

限られた時間、ご本人が、したいことをし、

過ごしたいように過ごしていただくことが

何より大事なのではないでしょうか、と。