「ねたみ」について詳しく知って安堵

2022/12/14

妬み(ねたみ)の解説をする番組があり

興味深く見た。

 

というのも、子どもを亡くした親同士で、よく、

羨ましい(うらやましい)、妬む、嫉妬(しっと)する、

がごちゃ混ぜに話題になるからだ。

 

例えば、普通に子どもと暮らす他人を、

羨ましい、と感じるのは、当たり前であり、

嫉妬するのも、やきもち程度に思えるが、

妬む、というなると、自分で自分が辛くなる

といった感覚のこと。

 

実際の言葉の定義は、よく知らないし、

言葉の概念も、人それぞれであるものの、

どうも、この3つは、

似ているようで、かなり別物に思える。

 

で、言語学よりも心理学の解説で、

なるほどー、と思った。

妬みと嫉妬は、似ているようで、やはり別物らしい。

 

妬みとは、言い換えるなら

「好きなものをもっている人が、いて、痛い」

ということらしい。そして、

妬みは、奪いたい「攻めの感情」で、

嫉妬は、奪われたくない「守りの感情」。

だからなのか?妬みのほうが、自分でもしんどいのは

攻めのエネルギーが消費されるから?だろうか。

 

そうした、妬みの三要素とは、

・価値がある

・私もなれるかも

・ずるい

 

わかりやすい!

その通りじゃないか。

 

亡くなった子どもには

価値がある

私もなれるかな?ではなく、私も「なれた」、のに、

ずるい!私からだけ奪って

 

もっと言えば

子どもを大事にしていない人でも

親であり続けていたり、

「いらない」とか言いながら、ぽこぽこ産んでいたり

ずるいし、不公平だ!

 

勝手に興奮しながら解説を聞いたが、

最後に

ちょっと安堵した。

 

妬みの感情は、なくすことは、できない

もっていて当たり前

のものらしい。

 

持っていて当たり前なのは「羨ましい」まで、

かと思っていたが、

妬みだって、持っていて当たり前なら、

私は、自分で思うほど

性格悪くは、ないのかも~