病院で500円詐欺に遭うのかと思った

2022/12/13

お口の恋人（←ロッテの古いCM）マウスピースを

紛失してしまい、←普通は紛失しないでしょう

口腔外科に、作りに行った。

 

大きい病院だから、老若男女が押し寄せている。

ぼーっと、長椅子に座っていたら、

「ねえちゃん！」と声かけられる。

出た～ザ尼崎。

見上げると、高齢女性が立っていて、

「財布忘れたんよ」と言われる。

 

私は思った。あー、病院でも。

少し前に、ネットで見た記事がある。

バス停で、一人の老婆から、

「財布落として帰れないの。５００円貸して」

と頼まれる。

返してもらえる方法が思いつかぬまま、

５００円のことだし、５００円で人が助かるなら、

と思い、貸す。

そしたら、数日後、

同じバス停で、その老婆が、同じことをしていた！

という記事。

 

病院でも、上手くいくのかも。

やっぱり５００円なのかな？

と思ったら、

背後に、娘とおぼしき中年女性が立ったので、

あれ？もっと複雑？親子共演？？

 

そうではなかった。

私を「ねえちゃん」と呼んだのは、

娘と思って呼んでいたらしく、

背後の女性が、「娘さんじゃないんですか？」

と聞くから、「いいえ」と答える。

 

あ、介護の人らしい。

本当の人違い。

尼崎を見くびったらあかん、と思った。

 

それにしても、ややこしい「ねえちゃん」呼び。

関西人（の、あんまりガラのよくない人は）

他人女性を「ねえちゃん」と呼ぶ。

姉を呼ぶときも「ねえちゃん」だし、

年取ると、長女である娘のことも「ねえちゃん」。

 

ちなみに、

大阪の人が、相手に向かって「自分」と言うのが

私には、とてもへんに思える。

兵庫では

「自分」は、一人称。二人称は含まない。