あとから、傍から、言うだけは、簡単だ

2022/12/16

積み残し後、トラックで送ってもらった話のつづき。

 

何が問題なのか、最初、わからなかったが、

あー、確かにそうかもしれない。

でも、あと出しで批判する人の話は

聞いていて、つらくなる。

 

なぜつらくなるんだろう・・・

私は、人のしないような失敗を、よくするから、

人が、指摘されたり、けなされたりすると

とってもつらくなるのだ。私は。

 

教育評論家の〇〇ママは、

「積み残した場所に(バスが)戻るのが基本」

と指摘する。

あとから、傍から、言うだけは、簡単だ。

 

実際、そういう取り決めがあるらしく、

〇〇ママが言っている方法をとることが、正しいらしい。

 

でも、プロドライバーの運転の腕は、確かだし、

こういった咄嗟の場合には、民間人の善意の行動に

委ねて良いように、私には思える。

 

途方にくれていたであろう男の子に、声をかけ、

乗せてくれるトラックを探してくれた運転手さんと、

託されて、寄り道して送り届けてくれた運転手さん、

お2人の善意も、かき消されてしまうようで

規定通りの社会では、

見ず知らずの人に、優しくなっていかないと思う。

 

トイレ休憩が、わずか5分だった理由は、

当該バスが、他のバスから遅れてしまい、

急いでいたから、らしい。

そしたら、別のコメンテーターは言った。

「急いでいたから、確認がおろそかだった?!?

急いでいるときほど、十分に確認するものでしょう」

 

えーーその発想、あなた、もともと持っていた?

ほんとに、そう行動できる??

なかなかそういかないのが、普通の人間だよ・・・

 

先生は反省を求められるし、反省が必要だが、

テレビは、あんまり見ないほうがいいな。

こころに良くない。

こころが疲れる。

 

最後に、

その男の子の立場で考えてみると、

知らないトラックに乗って、心細かった、

かもしれないけれど、

正しい方法で、クラス全員が現地へ戻れば、

あとあと何を言われるか、わからないよ。

「お前のせいで」とか。

 

だったら、すばやく追いかけていくほうが

気が楽なんじゃないかなあ。

嫌なことなど言わない

「心配したよ、よかったね」しか言わない

やさしいクラスかもしれないけれど。