差別はどのように発生するのか考えてみた

2023/03/08

先日受けた研修のあと、

なぜ差別は起きるのだろう・・・?と考えた。

いきなり差別は起きない。

根底があるのだ。

 

習ったのは、3つのワード。

「ステレオタイプ」と「偏見」と「差別」。

 

ステレオタイプとは、

特定の集団に属している人の、特性に対する思いこみ

 

偏見とは、

ステレオタイプに基づく否定的な感情

 

差別とは、

偏見の対象となる人々に不利な扱いをすること

 

これを、大阪のおばちゃん、で考えてみた。

大阪のおばちゃんは、飴を持っていることが多い。

これは事実だから、上記の3つには該当しない。

 

では、大阪のおばちゃんは、

誰にでも飴をあげようとする

これは「ステレオタイプ」だろう。

 

大阪のおばちゃんから

飴をもらったら、話が長そう

これは「偏見」だろう。

 

大阪のおばちゃんは

めんどくさそうだから、相手にしないほうがいい

これは「差別」だろう。

 

ところで、

大阪のおばちゃんが持っている飴は

古いことが多い

というのは、ステレオタイプというよりも

事実だと思う。

大阪の飴の消費量は、全国で最下位だから。

 

だからといって

大阪のおばちゃんがくれた飴は

いつの物かわからないから、

食べたらお腹を壊しそう

と言うのは、偏見になるだろうか?

 

さらに、大阪のおばちゃんは、

なかなか新しい飴を買わないから

ケチだ

と言うと、差別になるだろう。

 

大阪のおばちゃんで、考えたら、

なんか、事実が多すぎて、

余計にわかりにくくなった。