本当と嘘の境目がわかりにくい話

2023/10/17

虚言癖のある人の話は

本当と嘘の境目がわかりにくい

という記事を見て、のつづき。

 

わかりにくくていい~!

それは本物だ!と思った。

本物の嘘つき、のほうじゃなく

本物の、遺族の感性。

 

子どもに限らず、

亡くなった人と「永続的な繋がりを見出すこと」は

遺族の心の回復を助ける

と研究でも言われている。

 

彼(彼女)のことを、

生きているように語る、というのは、

最たる特徴だ。

 

第三者からみたら

え?いないじゃない 嘘?

のようになるかもしれないが

本人にとっては、そこに真実がある。

 

本当と嘘、と言ってしまうと語弊があるが

遺族にとって

事実と真実の境目はわかりにくいもの。

わかりにくいのがイイと思う。

 

目が覚めるような美しい景色が眼前に広がるとき

「私の目を通して見ている」と言う人

「いま一緒に見ている」と言う人は

本当にそう実感していて

感動を倍増させている。

 

私もそうか?と言うと、

残念ながら、私自身はそのへんの感性が鈍く

「見せてあげたかったなー」ばかりだけど

人の話を聞いて、

その話に感動している。

 

まあ、個人差はあって

私みたいな人もいると思う。