犬の散歩で得られること最近知った

2025/01/25

ヤングケアラーという言葉

よく聞くようになったが

「幼少期から始まる家族の世話」を

3才からしていた人の話を聴いた。

3才!?

 

お母さんは自閉症を伴う知的障害で

3才のときに離婚。

この頃から自分は母を支える存在

と意識するようになったという。

 

母は、一緒に買い物に行っても

気に入らない人がいると大声を出す。

毎晩、夜になるとかんしゃくを起こし、

それが収まるまで布団に入れない。

学校に行くようになっても集中できない。

いつしか周りからの見られ方を

異常に気にする大人になっていった・・・

 

「頼りになる相棒」がいて、

それは愛犬。

日課の散歩を通して人との交流が

多くなっていったらしい。

 

私にはチクッとくる話。

日に2回も散歩に行ってられないよ~

と思っていた私は、

犬との散歩の価値がわかっていない。

 

愛犬家たちは、散歩中、人と挨拶をし

犬を通して会話が始まったりすること

最近知った。整体の先生から聞いて。

犬さんの名前はみんなが知っているとか。

 

私は、犬が嫌いなんじゃなくて

飼うのが、まず怖い。

重い病気になるのも、死んでしまうのも。

 

お子さん亡くなったあと

犬を飼い始める人がいるけれど

覚悟のうえなのだと思う。

 

悲しくて、淋しくて、泣いて暮らしても

散歩中の会話、するようになるのだろう。

覚悟を決めて、迎い入れたなら。

 

できれば誰とも話したくない境地が

長く続いた私には、

選択肢として上がってこなかったけれど

そんなにも人の暮らしや生き方を

変えてくれるとのかと考えると

犬さん、すごい。