視野狭窄で考えが及ばずだった
2020/08/30子どもが亡くなり、まだ日の浅いうちの、
たまらなく辛いときの過ごし方として
私は、そうだ!と思って試みたものの
すぐに断念。やめたことがあった。
それは、ご飯を食べるときのこと。
子どもに食べさせてあげることができなくなり
親だけ食べることが、何ともつらい、とみんな言う。
私もそうで、だったら亡くなった子にもあげよう!と
喜んでくれそうなものを作り、本人の食器に入れて
テーブルに並べ、「いただきます」と。
ここまでは、よかった。
確かに、ご飯が食べやすくなった。
ところが、食べ終わったとき、目の前には
手つかずの食事が、そのまま・・・
これ、どうする?
急に、また、たまらなくつらくなった。
とりあえずラップをかけて、冷蔵庫に入れるも
冷蔵庫を開けるたび、もの悲しく置かれている食事。
次の食事の時間がくると
仕方なくラップを外し、捨てることに・・・
一日でやめてしまった。
そして私は、ずっと痩せていた。
で、きょう教えてもらった。
自分の器のぶんを、少なめに盛りつける。
子どものぶんは、子どもの大きさにもよるが
大きい子だったら、その子のぶんも少なめにする。
「いただきます」して
自分のぶんを食べてから、子どものぶんも貰って
ぜんぶ食べる。
そうかー
その知恵が、私にはなかったわー
視野が狭まると聞くが、まさに。
ちなみに、教えてくれたお母さんも
2人ぶん食べて、ぷくぷくと太って、
それから考えた方法なのだそう。なるほど。