タダで土地をあげますと広告出したい

2022/04/13

自分の持ち物を、どんどん減らしたい

と、日記にも書いているが

亡くなった親の持ち物で、

減らせず困っているものがある。

それは、土地。

あちこちにある。

 

知ったとき、私自身、

うほほ~と喜んだ。

けれど、まったく当て外れの話だった。

 

たとえば、北海道の果てに広がる荒野とか。

なんで買ったん??

と思うが、

そういう不動産投資が

流行った時代があったらしい。

昭和の、私が子どもの頃。

ゆくゆく上がると言われて。

 

きょう銀行の人が家に来たので

こういうの、どうにかならないかなあ

タダでいいから、と相談したら、

「ならないんですよね、皆さん困ってはります」

と言われた・・・

 

で、引っ張り出してきた登記簿とか見ていて

愕然とした。

なんとかせなあかん、と考えだした父は

多額の手数料を出して

売ってもらう契約なんかもしていた。

 

もちろん売れていない。

そういう業者も、だますのが目的。

「こういう仕事をしました」という証拠として

荒れていた土地を整備したbefore-afterの写真や

「売土地」の看板を立てた写真などあったが

どれも偽物らしい。

つまり「仕事」はしていない。

おそらく北海道へも行っていない~

 

父は、こつこつ貯金をためては

土地を買い、資産を増やそうとしたのだろう。

悪徳業者の口車に乗せられて。

 

自分よりも若いときに、親がしたことを

アホちゃう?

と思ったりするの、

何とも侘しい・・・

 

来年、また北海道にスキーに行ったら

どんな土地か、見に行ってみようか?

いや、

行かないな。

滑る時間削るの

もったいないし。