(パートの)仕事に誇りと責任をもつ

2022/04/27

二十数年ぶりに再会した友人のこと

もう少し書いておこう。

同じ大学に通い、卒後も彼女は、てっきり

音楽の仕事を続けていると思っていた。

関東に移住後も、していると聞いていたので。

 

そういう人に、私は近寄れなくなっていた。

仕事は辞めてしまい

音楽と無縁になってしまった自分は

学生時代の友人や、元の仕事仲間から

何をしている人か不明

みたいになっているから・・・

 

「小さないのち」をしていることは

私にとって、最優先で大事なことだけど

こういう活動のことを、知らない人に

説明するの、なかなか難しく・・・

 

会って最初に、そのことを話した。

そしたら彼女は

私もすっかり生活変わったよ~と教えてくれた。

 

銀行で働く人になっていた。

銀行の、カウンターの外側で働く人。

カウンターの内側で働く人は、銀行員で

外側で働いている人は、パートの人ばかりらしい。

 

いろんなお客さんが来て

銀行に関係のない書類を持ってきて

相談されることは、しょっちゅうらしい。

手渡された書類を、最初から読んで

何が書かれているか把握して要約し

これは市役所ですね、保健所ですね、税務署ですね

と知らせる。

 

それ、仕事ちゃうやん。

関係ないことばっかりしてて

上から注意されない?

と思うが

注意されないように、できるだけ親切にしながら

手際よく動く。

 

はあー

そんなタイプだったかなあ・・・

 

何より驚くことに

ご主人が関西に異動になって、引っ越したら

奥さんも関西に帰ってくるもんでしょう。

彼女は、自分の仕事を続けたくて

小さいマンションで一人住まいを始めた。

つまり単身赴任。

そしたら生活費が足りない。

毎月、ご主人が仕送りしているという。

 

パート勤めを軽く見たらあきません。

自分の仕事に、責任と誇りをもって打ち込むことは

スバラシイ。

 

そういうタイプだったかなあ?というのは

思い違いで

理想を追い求めて、一途で、金銭感覚ズレてるところ

昔からだ。変わってない。

 

親友だけあって

ちょっと似てるとこ、あるかも?

わたし。