人生に起きる順番が違いすぎた結果

2024/12/18

ダンナの実家にあまり行かないけれど

お坊さんが来てくれている。

あゆみのお葬式もしてくださったお坊さん。

 

来年のカレンダーをダンナが持ち帰った。

月ごとに

標語のような仏教の文言が書かれている。

 

パラパラめくって、目を通し、

置いておいたのだけど、

もう一度手に取り、じっと眺めると

私にとっては、ひっかかったり

ちょっと意味を感じたり、

ちょっと嬉しくなるページが4枚。

 

まず、7月の言葉。

何かひっかかる。

そして順番が違う。

 

「老いや病や死が

人生を輝かせてくださる」

 

一般的には、この並びなのか・・

私に訪れたのは、死が最初だった。

あゆみの死。

次に病。闘病があった。

そうして老いと向き合っていく。

 

自分の死は、大したことではないように思う。

まだ生きているほうがいいけれど

死ぬよ、となったら、

そうですか、と。

 

あゆみの死は、

訪れるまでも、起きてからも、

ずっと嫌だった。

 

人生を輝かせてくださった

とは、とても思えない。

輝かせてくれたのは、

生まれてきてくれたことと

一緒に生きてくれたことのほう。

 

んーー

そういう意味では、

亡くなっていても

共に生きる意識をもつことで

人生を輝かせてくれるかなあ、と

こじつけることに。