14歳はもう大人?
2007/03/08 連日、私の身の回りでもタミフルのことが話題になっています。
「小さないのち」の方は、「タミフルに不安はあるものの、脳症がとってもこわいので、やはり飲ませようと思う」という方がほとんどのようです。
私もタミフルのこと、よく分からないのですが、タミフルが使われるまだ前に、
インフルエンザ脳症になった子どもの親御さん100名に聞き取り調査を行ったところ、多くに前駆症状(幻覚、暴れる、奇声、おびえなど)が見られたので、いま問題になっている異常行動は、インフルエンザによるものか、タミフルによるものか、どちらなのだろう?と考え込んでいました。
そんななか、息子がインフルエンザで高熱となり、寝込んでしました。
ちょうど中学2年生の男の子がマンションから転落した日です。
ますますお薬をどうしようか、悩んだのですが、
インフルエンザ脳症で子どもを亡くしている親としては、やはり飲ませて、丸二日は子どもに張り付いて見張ろうと決め、飲ませていたところ、息子がうなされだし、意味不明なことを口走り続けました。
おかーさ〜ん! たすけて〜!! わあーうわー ぎゃ〜! みたいになって、
私もおろおろしていたのですが、
目を覚ました息子は、もうお薬を飲んでくれなくなりました。
断固、拒否なのです。
「だって、僕、中2やし、ニュース見て恐ろしなって、こわい夢ばっかり見たし…」って言うものだから、インフルエンザによるものか、タミフルによるものか、ニュースによるものか、もっと分からなくなりました。
そして言うのが、
「今回、小児科に行かずに内科に行ったよね
(小児科があまりの混みようで、内科にかかったのは初めてのこと)
先生が、『14歳だったら薬は大人の分量でいいでしょう』って言ったけど
ほんまに大人と一緒なんやろか。僕にはきついんちがう?だからああいう事故が起こるんとちがうん?
と真剣に問われたら、ますます分からないので、一度小児科の先生に尋ねてみようと思います。