「楽しくないとき明るくできない」
2025/05/15昨日の、お父さんを亡くした小学生の
お母さんが、この子に話した。
自分も、最初は暗い顔をしていたが
これじゃいけないと思って
明るくするようにした。そしたら、
話しかけてもらえるようになった、と。
こうした話は、
日常的に私も聞いている。
お子さんなくしたあと、復職すると、
職場では子どもの話題がよく出て
最初のうちは聞くのがつらかったが
普通を装うようにしている、と。
そうするしかなく、
そうしていると、悲しいことに
子どもの話題はどんどん増えてゆき
子どもをなくし、耐え忍んでいるものが
ここにいることさえ忘れ去られてゆく。
ドラマでは、子どもがお母さんに言う。
「楽しくないのに明るくできないよ」
ほんと、そう。
大人だって、そう。
お母さんは、お父さんのように
働かなければならないから・・
楽しくないとき、明るくしなくても
元気がないのに、人に合わせなくても
学校でも、職場でも、
ありのままで過ごせたらなあ。
一人で黙ったままいても
仲間から外されてしまわず
いつでも、また戻れるところだったら
いいのになあ。