親だけでなく兄弟のグリーフも長くつづく

2026/01/05

3才の女の子が、スーパーのトイレに

一人で行ったあと

命を奪われる事件が2011年に起きた。

お母さんは今、講演活動をされている。

 

この講演から分かったことは

つらいのは親だけでなく

きょうだいの苦しみも長く続くこと。

 

事件後、お母さんは

怖くて子どもを外に出せなかったが

一番上のお兄ちゃんが、「学校に行く」

と言ったことをきっかけに

少しずつ一家の時間は進み出す。

 

ところがお兄ちゃん

後に学校に行けなくなってしまう。

 

2番目のお兄ちゃんは、

妹の死因を同級生から誹謗中傷された。

さらに、驚いたことに

中学校から行く職業体験先を

事件現場のスーパーに配属されていた。

変更してもらったそうだが

学校の想像力のなさ、関心の薄さに絶句…

 

3番目のお兄ちゃんは、

妹を助けられなかったことを自責し

「僕が死ねば良かった」と言った。

 

子どものグリーフは、長く続くと言われる。

一方で、変化に適応する能力も高い。

引き続き、ゆっくりと

時間を進めて貰えたらと思う。

 

遺族が実体験を明かしてくれることは

聴く人にもっとも影響を与える。

よく聴かなければと思う。